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YOUNG MARBLE GIANTS とその後

今回は地味です!
YOUNG MARBLE GIANTSとその後です。

 

VO.アリソン・スタットン、

G.KEY.スチュワート・モックスハム、

B.フィリップ・モックスハム

による3人のユニット。

 

いわゆるUKインディーズが注目された

きっかけを作った

ROUGH TRADEからデビュー。

ROUGH TRADEは

TVパーソナリティーズ、アズテックカメラ、ワイヤー等

魅力のバンドが所属していました。

 

 

その中でも私が一番反応してしまい、

音楽人生ことあるごとに

気になる音を聞かせてくれるグループに変遷し

何度も登場してきたレコードを

今回紹介いたします。


高校のころYAOUNG MARBLE GIANTSを聴いた衝撃は

忘れられません。

ロックだパンクだ、

プログレだ、ハードロックだ

ジャズだ、ソウルだ・・・

と様々な音楽をカテゴライズするのが

ばかばかしくなるくらいの

不思議な、それでいて魅力的な音楽。

楽器を、アレンジを絞り込んだ中で限界以上の

表現へのチャレンジ?

かといってアヴァンギャルドでもない、

きちんとしたポップミュージック。

 

 

アルバムの楽曲で一番好きなものは

MUSIC FOR EVENING。

クールな歌と演奏、

ロックでもなく、

パンクでもなく、

フォークでもなく

なんだか新しいものを

そして何度も聞いてしまう魅力を

感じました。



残念ながら1枚のアルバムで解散してしまいましたが、

 

スチュアート兄弟はGISTを結成。
また、スチュアート・モックスハムは

EVERYTHING BUT THE GIRLの

トレーシー・ソーンが在籍した

MARINE GIRLSのプロデュースなんかも。

GISTの音は魅力的ですが、やはりアリソンの

いなくなった後はちょっと寂しい。

ジャケットデザインは

プリファブの・ウエンディージェームス。

GIST解散後のモックスハム兄弟、

何をしているのでしょう?

スチュアートのソロはCDで持っていますが

その後は・・・。



アリソンスタットンはWEEK ENDに。
デビュー盤、LA VARIETEはよく聞きました。

サイモン・ブースのジャズ・ソウル・ラテンフレーバーの

サウンド作りは当時の流行りに先行していた感もあります。


さらにシングルのVIEW FROM HER ROOM。
ジャケットにひかれて買って、

中身に惚れて。
淡々とゆるいサンバ調の演奏で歌うアリソンと

後半の演奏での盛り上がり。

 

 

しかしWEEKENDも解散し分裂。

 

 

アリソンは、

DEVINE & STATTONというデュオに。

残念ながらCD時代に突入してしまい

ほとんどレコードでは発見できずにいたころ、

一番欲しかったこの1枚を見つけたときは

狂喜しました!
アルバム PRINCE OF WALES。
何とNEW ORDERの

BIZZARRE LOVE TRIANGLEをカバー。

 

 

更に分裂したWEEKEND、

バンドに在籍していた

サイモン・ブースを中心に

WORKING WEEKを結成。

映画BIGINNERSで魅力的な楽曲

RODORIGO BAYを収録していましたが、

アルバムもなかなかのSOULテイスト。

このWORKING WEEKは完全にメジャー。

 

たまにはこの辺りを集中して

かけてみようかと思います!