· 

THE WHO 70年代以降

年明けからの

映画「MY GENERATION」公開が

待ち遠しく、

 

ひたすらWHOです。

 

60年代のWHOについて

以前あげましたが、

70年代以降を今回は。

 

60年代でSELL OUT以降

アルバムにトータル性を

より持たせ、

楽曲もシンセの導入など

ある意味プログレッシブ

 

レコーディング技術の

向上とともに

音の厚みが増します。

 

フィルモアイーストや

ウッドストックなどのような

大型のフェスへの出演の影響が

サウンド作りがライブ向きに

なるように、より迫力あるものに

変化して行ったように感じます。

 

当然、当時出現してきた

クリームやジミヘンの影響も

大きかったと思いますが。

 

全盛期のフーズ・ネクストや

四重人格はライブのような

サウンドがレコードに

たたきつけられていますね。

 

 

更にキース・ムーン他界後

ケニー・ジョーンズ時代

私のオンタイム時代のWHO。

どうしても人気は落ちますが

愛着はとてもあります。

 

 

一度解散してからの時代

ジョン亡き後の二人WHO。

 

しかしこの時、

2004年、ドラマーに

ザック・スターキー、

ギターに

サイモン・タウンゼントを

加えての初来日。

1曲目の

I CAN'T EXPLANEの

イントロを聴いた瞬間

未だに思い起こしては

鳥肌が・・・。

 

そして

2008年の単独来日。

私はさいたまアリーナと

武道館、2回見ました。

武道館では1階席真ん中、

真正面に彼らを見ることができ

忘れられない

ライブに。

 

WHO好きに撮って

天にも昇る気持ちの

日々でした。

 

 

 

WHO'S NEXT 1971 / UK TRACK , USA DECCA

本来はLIFEHOUSEという

コンセプトアルバムであったものを

一旦解体して、通常アルバムに。

 

それが功を奏していると思います。

1曲ごとに際立って、捨て曲なしの

大名盤。

 

頭2曲、ラスト2曲で即死。

JOHNのMY WIFEも◎。

 

WON'T GET FOOLED AGAINは

いつもここぞという間で

大事にかけます。

 

ODDS & SODDS 1972 / UK TRACK

アルバム未収録曲の編集盤。

HI NUMBERS時代の曲や

PETEのソロのNAKED EYEの

WHOバージョンなど。

NAKED EYEのギタープレイが

本当に好きです。

 

後にビデオ「MAXIMUM R&B」の

エンドロールに使われる

LONG LIVE ROCKが

印象的。

 

 

TOMMY  ORCHESTRA  1972

1972年にロンドン交響楽団をバックに

トミーを録音したもの。

リアルロックオペラ版。

 

キース以外が参加し、

ゲストにリンゴ・スター、スティーブ・ウィンウッド、

ロッド・スチュワート、等が参加。

 

QUADROPHENIA 1973 / UK TRACK

聴きごたえ十分、

やや長尺なのですが

テンションがずっと

維持されていて

一番、ライブのWHOに近い

録音がされているアルバム

ではないでしょうか。

 

私の好きなトラックは

DROWNED,

5:15,

PUNK AND THE GODFATHER,

REAL ME,

DOCTOR JIMMY

といったところです。

 

 

THE WHO BY NUMBERS / 1975  UK POLYDOR

SELL OUT以来の

トータル性を捨て

楽曲をシンプルに

配置した好盤。

 

中でもSLIP KIDは

思い出の詰まった曲です。

 

9月以降PAUL、QUEENの

時間が増えてきて

中々ここまでたどり

着けませんでしたが

年末は大事に

かけてゆこうかと。

 

 

 

TOMMY SOUND TRACK 1975 / JAPAN POLYDOR

番外編、サントラのトミーです。

 

エルトンジョンのピンボールの魔術師や

ティナ・ターナーのアシッドクイーンが

有名ですが、

私のベストトラックは

クラプトンのEISIGHT TO THE BLIND。

ピートとクラプトンのギターの絡みが、

素晴らしい。

 

WHO ARE YOU   1978 /  UK POLYDOR

キース最後のアルバム。

 

シンセが今まで以上に前に

出てきて、初めて聞いたときは

ちょっとパンチにかけるのかな

(特にシンセの音が余り好きで

 なかったので)

と思っていましたが、

 

十分にパワフルなロックアルバムに。

しかし、シンセの音が

アコギやせめてキーボードか

ピアノであったら、もっと

魅力的なアルバムに

仕上がっていたのではと

思うのは私だけでしょうか?

 

 

THE KIDS ARE ALRIGHT 1979 / UK POLYDOR

このアルバム、映画はすごい!

詳しくはWHOのライブの投稿に。

なぜかは、ここまでお読みいただいた

方にはお分かりですよね?

 

QUADROPHENIA SOUND TRACK 1979 / JAPAN POLYDOR

 

4重人格より私はこちらを

先に買いました。

新録などもあって、

4重人格と聞き比べの

楽しさも。

 

WHOではないですが、

サイド4のアメリカン

ヒットが私には購入当時

非常に刺激的で、

これが60年代好きに

拍車をかけました。

 

 

FACE DANCES  1981 / UK POLYDOR USA MCA

実は私のオンタイムのアルバム。

ロックを色々聞き始めた時、

すでにキースは他界していて

79年末に行われた

「カンボジア難民救済コンサート」を

テレビで見て、ぞっこんになったのです。

そして発売されたこのアルバム。

 

特にジョンの楽曲「YOU」、「QUIET ONE」の

勢いが素晴らしい。

勿論、小粒ながら名曲揃いです。

 

 

IT'S HARD  1982 /  JAPAN POLYDOR

実質のラストアルバム。
ちょっと音はソフトかな・・時代を反映してますね。

しかしシングルになったATHENAは

勿論ですが、ラストの

CRY IF YOU WANTの

ピートの狂ったようなギターが

(これが素晴らしすぎる)

何やらWHOの終焉を

思わせるようで。

 

それぞれのソロ作。

ロジャーが1枚しかなかった・・・。

やはり私はピートが好き。

ベストは「WHITE CITY」。

ジョンの「最後のヒーロー」は

なんとジョー・ウォルシュがプロデュースで

ギターも弾いています。

ビーメン様(2020.09.02 17:15)

是非今度イギリス盤を!音のクリアーさやエッジが全然異なります。

トミーのころは完全に8トラックにレコーディングが移行していると思いますので、音の繊細さが大きく変化しますね。

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    ビーメン (火曜日, 01 9月 2020 22:45)

    Tommyで音が変わったかなと思いました 日本盤しか聴いてませんが
    the whoいいです