店にはクイーンのアルバムは
全てあります。勿論大好きです。
映画ボヘミアンラプソディ公開にあたり
ここ1週間はひたすら
クイーンヘビロテです。
が、
正直私がクイーンに
完全に目覚めたのが30歳を
超えてから(1992年以降)。
なので、全てのアルバムを
聴き通したのは
それ以降なのです。
高校の時には、
お小遣いで買えるレコードは月1枚迄、
そんな中買った
「世界に捧ぐ」、
「ライブ・キラーズ」、
「ザ・ゲーム」
さらに、
「ライブ・キラーズ」で好きだった
「ボヘミアンラプソディ」、
「輝ける七つの海」、
「キラークイーン」、
「誘惑のロックンロール」、
「炎のロックンロール」などの
シングルは買い、
どっぷりと聞き倒しました。
しかし、1981年以降10年以上
クイーンのアルバムは新たには聴いていない
時期を過ごしています。
(映画フラッシュゴードンの
サントラは貸しレコードで)
ライブキラーズがベスト盤的な
位置づけで、かつシングルは概ね
持っていたので、
それで満足していました。
また、ジャムやトム・ロビンソンバンドの
影響で、サウンドがシンプルで
タイトな楽曲を好んでいたのも
事実です。
さらに、81年に発売された
「ホットスペース」の
ダンスミュージック的なものが
当時あまり好きではなかったのと、
それ以降ソロ活動が増えて
クイーンとして再度
世に打ち出すのは
84年の「ワークス」まで
待たねばならなかったことも
あるかもしれません。
そのころは
私のクイーン熱は完全に消沈。
当時丁度大学生であった私は
スタイルカウンシルの
ジャズ的アプローチや
ネオアコの台頭に耳を
持っていかれていました。
しかし、30を超えて
社会人になりお金も
多少余裕ができたけれど、
オンタイムのロックが聴けなくなり
(ニルバーナやライド等)、
ソウルに興味が行く中、
「ロックの王道もちゃんと集めよう!」と
買ったクイーンのファーストアルバムに
今さらながら衝撃を受け、
以来改めて持っていない
アルバムを買い集め、
以降改めて大ファンに。
しかし、そのころフレディーは
悲しいことに、すでにこの世の
人ではなくなっていました。
なので、この年齢としては
非常に浅いクイーンファンですが
全てのアルバムをご案内します。
(UK JAPAN USAの表記は私の所蔵する
レコードの発売の国です)
改めてクイーンを感じるため
映画ボヘミアンラプソディーを
楽しみに見ようと思います。
しかし、いつ見れるのか・・・。
QUEEN 1973 UK EMI
衝撃を受けたのはLIAR。
まだ楽曲毎の大きな特徴が
全盛期ほど出てはいませんが、
それでもこの音の塊は凄かった。
下手なハードロックバンドより強烈。
QUEEN Ⅱ 1974 UK EMI
シングルになった「輝ける七つの海」は
勿論ですが、B面のフレディー中心の
ブラックサイドのメドレーが強烈。
下手なプログレよりプログレッシブ。
メドレーがテンション高くて
飽きさせない構成ですね。
ちょっと音が潰れ気味なプレスなのが残念。
SHEER HEART ATTACK 1974 UK EMI
もう、1曲目のBRIGHTON ROCKで完全にやられる。
私はライブ盤を先に聴いていたので
そちらのイメージが強かったのですが、
スタジオ盤のコンパクトにまとめられた
方が好きです。
シングルのKILLER QUEEN、
NOW I'M HEREは勿論最高ですが、
ラストの「神々の業」が
フレディー節炸裂。
伝説のチャンピオンの原型ここにありです。
A NIGHT AT THE OPERA 1975 UK EMI
完璧なロックオペラ。
正直WHOのトミーから7年後、4重人格の翌年という
優位性はありますが、クイーンなりの展開で、
素晴らしい完成度ですね。
前作からジョン・ディーコンが
作曲参加していますが、ここで花開く。
JOHN作曲のYOU'RE MY BEST FRIEND から
BRIANの39、SWEET LADYへのツDなぎ方が見事。
B面にはフレディの名バラードLOVE OF MY LIFEが。
もちろんBOHEMIANは言うに及ばず。
A DAY IN THE RACE 1975 JAPAN ELECTRA
正直、このアルバムの手を取り合ってを
中学の時に聴いて、なんだこれ?と
思ってしまった私。
ロックに興味がなかった頃ですが。
そのイメージもあってか一番
聞いていないレコードです。
でも
TIE YOUR MOTHER DOWN
SOMEBODY TO LOVEは
よくかけます。
NEWS OF THE WORLD 1977 UK EMI
私のクイーン初購入のスタジオアルバム。
漫画「マカロニほうれん荘」の扉絵で
使われていたイメージからか
(伝説のチャンピオン)というタイトルの回
だったかのイメージもあり。
目的は「SPRED YOUR WINGS」のスタジオ
テイクが欲しかったから。
作曲はJOHN。まるでポール・マッカートニーの
MAYBE I'M AMAZEDのような曲だなと当時
感じていました。
JOHNの作る曲ってちょっとPAULっぽい?
JOHNの曲がオペラ座の夜以降、
クイーンの曲にバリエーションを
広げたのは間違えないなと思います。
つくりもシンプルなサウンドで
当時JAMにやられていた私には非常に
聴きやすいものでした。
最後のMY MELANCOCHLY BLUESは秀逸。
JAZZ 1978 UK EMI、JAPAN ELECTRA
今、一番好きなアルバムかも。
ポスターが欲しくて日本盤もあとから購入。
曲のバリエーションも多く
初期のちょっと音数が多いものとは
ずいぶん変化してきていますね。
私のベストトラックは
DON'T STOP ME NOW
FAT BOTTOMED GIRL。
LIVE KILLERS 1979 JAPAN ELECTRA
私の中のライブ盤ベスト3に入る
大好きなライブ。
このアルバムが私のクイーンの原点です。
ライブでのメドレーが素敵だし
それぞれの楽曲が、よりクイーンの
演奏で引き立てられていて、
スタジオよりこのアルバムの楽曲を
今でも好きです。
KEEP YOUR SELF ALIVEの最後の盛り上げは
いつ聞いてもかっこよい。
THE GAME 1980 JAPAN ELECTRA
唯一オンタイムで購入したアルバム。
なのでシングルになった曲は勿論ですが、
NEED YOUR LOVING TONIGHT
SAIL AWAY SWEET SISTER等が
本当にお気に入り。
いや全曲好きだな。
FLASH GORDON 1980 USA ELECTRA
レコードより映画を選択し
お小遣いが亡くなって、当時
出始めた貸しレコードで借りました。
ラストの楽曲THE HEROに
今でもぞくっと来ます。
HOT SPACE 1981 USA ELECTRA
ここから、クイーンから離れた私。
お前らもダンスミュージックか!と。
しかもシンセの音が好きでなかった私には
非常にきつい内容でした。
しかし
今ではすごく好きなアルバムです。
特に
BACK CHAT、BODY LANGUAGE。
ボウイとのアンダープレッシャーにも
当時はさしてときめきませんでしたが
この二年後、私はボウイが世界で一番
好きなアーチストになります。
THE WORKS 1984 USA HOLLYWOOD
ここから私のクイーン履歴は
暗闇になります。
レヂオ・ガ・ガはMTVで
放映されたのをちらっと見たくらい。
どっちかというと、クイーンで
友人と盛り上がるのも
昔の楽曲。
このHOLLYWOOD再発シリーズは
店を開いてから
買ったものです。
A KIND OF MAGIC 1986 JAPAN EMI
クイーン離れしていた私でも
このアルバムは気になって
後日中古で買いました。
映画ハイランダーにも
使われた楽曲も入っていたし。
初期のクイーンを思わせながら
80年代以降のサウンドも
確実なものとなって、なかなかの
好盤と思います。
THE MIRACLE 1989 USA HOLLYWOOD
正直ほとんど聞いていないアルバム・・・。
ちょっと意識してかけてみようと。
INNUEDO 1991 USA HOLLYWOOD
発売当時欲しかったのだけれど
レコードが一番少なかった時代。
CDで聴いていました。
といっても発売から随分後になって。
当時盤が後日中古でも余りに高かったので
後日再発で入手。
クイーンがやっと70年代型に
戻ってきたなと思う作品。
これがフレディ存命時、
最後の作品になろうとは。
MADE IN HEAVEN 1995 UK PARLOPHONE
フレディ亡き後に発売されたもの。
この頃私は高校以来のクイーン好きに
なっていましたので
何とかレコード入手して聞きました。
正直、フレディのソロよりこちらの
BORN TO LOVE YOUが好きです。
IT'S A BEAUTIFUL DAY から
MADE IN HEAVE へのつながりが好き。
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