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私的1979年の名盤名曲

 

いつも営業中に

お客様にどのあたりの曲がお好きですか?

と初めての方にはよくお聴きしたり、

常連のお客様の音楽履歴などお話しするのですが、

 

 

私が好きなものは

 ロックでは

60年代ブリティシュビート系、ビートルズ系、

ロック王道、80'sヒット曲、ソフトロック、

スワンプ、ニューヨーク系SSW、

60年代アメリカ、ファンキーロック、

ネオアコ、80年代初期UKインディーズ、

PUB ROCK、アフターパンクブリティシュビート、

POWER POP、PANTA、明太ロック・・・

 

その他は

映画音楽、

60年代R&B、ソウルジャズ、ラウンジ、

ダンスクラシック、ジャズファンク・・・

色々あります。

 

そして、それぞれへの出会いがあります。

 

 

ひたすら音楽ファンとして

中学校時代から聞き続け

レコードを聴くきっかけとなった映画音楽、

その後はまったビートルズ、

高校時代から好きになったブリティシュビート、

大学時代に出会ったネオアコ、

以前書いたPOWER POP、

とても大切な出会いがあったNICK LOWE、

友人から教わり、はまって買い漁ったソウル、ダンクラ・・・

 

 

しかし、色々な音楽に親しむようになったのは

いつのことか

それぞれの根底にあるのは

何かなと思いを馳せてみました。

 

 

皆さんも音楽を一気に好きになって色々聞き始めた

切っ掛けの年齢ってあると思いますがいかがでしょう?

 

 

私の場合、

ストリングスものやラウンジ、ポップスは明らかに

中学時代好きだった映画音楽の影響で、

BEATLESでさえそうでした。

(007死ぬのは奴らだのテーマから

 一気にポールとBEATLESファンに)

 

しかし、様々なロックやその他の

ポップミュージックに

興味が出たのは

 

1979年、高校2年の時でした。

 

 

当時、 

WINGS、ポール、ビートルズを

ほぼレコードで買い終わり

毎日カセットに録音したものを

勉強するふりをして

聞き狂っていました。

 

 

ビートルズ関係を一通りそろえてしまったら

どうなるんだろうとふと不安になり

ラジオでいろいろ聞き始めたのがこの頃。

当時一番安く買えた雑誌ROCKIN' ONの

新譜レビューを読み漁り、

ラジオと雑誌で色々知ろうと、

音楽の枠を広げ始めました。

 

 

1979年、

今にして振り返ると、当時は

湾岸に緊張が走り、

第二次オイルショック。

巨人の江川と小林のトレードに一喜一憂し

マカロニほうれん荘が終わってしまう。

そして、ウォークマンが発売される、

(もちろん高くて買えませんでしたが)

 

音楽はより身近になろうとしている、

(貸しレコードが登場するのは翌年で

これが音楽をさらに身近に引き寄せました)

 

こうした時代でした。

 

 1979年

 

そんな中音楽は前年の

サタデーナイトフィーバーの

大ヒットでディスコ全盛期。

大御所たちがアメリカ市場に向けて

踊れるヒット曲を連発。

ロックはビッグバンドが解散、

前年はキースムーンが亡くなり、

WHO以外にも休止もちらほらと。

 

パンクの後に新しいバンドが生れ

新人でも、24トラックのきめ細かい

録音でレコードが発売される時代。

翌年早々にWINGSが日本に来ると発表される。

 

 

 

こうした時代、

FM雑誌で番組表をチェックして、

聴きたい曲が流れる番組をラジオで聴いて

カセットテープにダビングしていたものが

その他の好きなカテゴリーの原点かと。

 

 

それをもとに、当時のものはエアチェックし、

好きになったアーチストの過去のシングルや

当時好きになったアーティストを

中心に買い始めます。

 

 

LED ZEPPELIN/胸いっぱいの愛を

QUEEN /炎のロックンロール

EAGLES/ホテルカリフォルニア

 

新しいところでは

POLICE/孤独のメッセージ

DIRE STRAIGHTS/跳んでるレディ

BOOMTOWN RATS/AISYUUNOマンデイ

PRETENNDERS/愛しのキッズ

 

アルバムでは

WHOはベスト盤を

衝撃を受けたBOSTONの1ST

QUEEN/LIVE KILLERS

 ・・・

 

この年、決定的なのは私はJAMと出会い

翌年にはライブにも行き、完全にビート系に

以降やられてしまうのですが、

  

 

JAM好きとしては中々当時流行の

AORやブラックものなど80年以降

買ってまで、(借りてまで)

聴きませんでした。

しかし、後になってやはり良いな・・・と。

この頃ラジオで、何でもかんでも

エアチェックして聴いていたのが

大人になって耳によみがえって

来ています。

 

ではそんなヒット曲、ヒットアルバムを

私の感覚でざっとグルーピングして

並べてみました。

 

 

初めてロックやポップスのオンタイムの

ものを色々聞き始めた頃の曲やアルバム、

今見ても個人的に好きな曲が多いなと

 

☆アフターパンクのイギリス

ミクスチャーとパワーポップ、パブロック的なバンドのチャート進出

ネオモッズの台頭とスカ人気。エレクトロサウンドも台頭。

クラッシュ/ロンドンコーリング

 

ジャム/セッティングサンズ

  ヒートウェイブに完全にやられる

 

トムロビンソンバンド/TWO

  ファーストより地味ですが新たなサウンド展開も

 

ポリス/白いレガッタ

  どうしようもない名盤

  孤独のメッセージを初めて聞いた衝撃は忘れられません

 

ダイアーストレイツ/コミュニケ

  跳んでるレディは相当好きでした

 

ブームタウンラッツ/哀愁のマンデイ

  マンデイ以外の曲も素晴らしい

 

プリテンダーズ/愛しのキッズ

  姉御ー!

 

ニックロウ/レイバー・オブ・ラスト

  後に知るのですが愛して止まないアルバム

 

バグルス/「ラジオスターの悲劇」

  40超えて買いました。トレバーホーンはすごい

 

マッドネス/「ワンステップビヨンド」

  スペシャルズよりこちらが好きでした

 

☆ベテランブリティシュロック

前年にはストーンズがSOME GIRLS発表しFUNKからDISCO的なノリをロックに。アメリカのマーケットを狙う。
この年WINGSのGOODNIGHT TONIGHT、翌年にはQUEENの地獄へ道連れ、83年にはBOWIEのLETS DANCE、80年代のデュランデュランやフランキーゴーズトゥハリウッドなどのダンス系ヒット曲につながる?

ツェッペリンはこれがラストアルバムに・・・。 

ウィングス/バック・トゥ・ジ・エッグ

 今でもWINGSベスト3に入る大好きな盤

 

ジョージ・ハリスン/慈愛の輝き

 ジョージの中でもかなり好き

 LOVE COMES TO EVERYONEのやさしさ

 

レッド・ツェッペリン/インスルー・ジ・アウトドア

 これもツェッペリンの中でも好きなアルバム

 ラストのI'M GONNA CRAWLが猛烈に好き

 

スーパートランプ/ブレークファースト・イン・アメリカ

  売れましたね!

  これをデビューと思っている方も多いくらいの有名盤

  60年代からやっているベテランです

 

フリートウッド・マック/タスク

  これより過去のアルバムにさかのぼって聞きました

  (貸しレコードで)

 

ELO/ディスカバリー

  ディスコの名曲「ロンドン行き最終列車」!

  コンフュージョンは今でも切なくなります。

 

ロッド・スチュワート/スーパースターはお熱いのがお好き

  ロッドを知らなかった当時、すごく嫌な奴な感じを受け

  30代までほとんどロッドは聴きませんでした

 

キッス/ラビング・ユー・ベイビー

  中学のころ人気のあったKISS、これはひどいと

  当時は思いましたが、今は大好き。

☆アメリカンロック・SSW

ボストンの影響と、ウエストコーストサウンドの変化、

TOTOの台頭とAORといわれるくくりに(日本では)。

ナック/マイ・シャローナ

 この曲、この年だったのですよね。

 セカンドシングルのGOOD GIRLS DON'Tも大好き

 

トト/ハイドラ

 当時シングルで思わずST. GEORGE AND THE DRAGON購入

 丁度、ホテルカリフォルニアのシングルを買って1日に

 10回も20回も聞いていたころです。

 

チープトリック/ドリームポリス

 どうしてもアイドル的なバンドというイメージが

 ありましたが、なんだかわからない魅力がありました

 40歳過ぎて購入。やはり良い

 

スティクス/コーナーストーン

 BOAT ON THE RIVERが好きで

 ラジオの懸賞でレコード券が当たり、このアルバムを買おうか迷ったとき

 何気にJAMのSETTING SONSを手に取る。この一瞬の判断が

 私の人生を変えました。

 ここでSTYXを買っていれば別の人生がおそらく待っていました。

 

フォリナー/ダーティ・ホワイト・ボーイ

 このアルバムからの3枚のシングル、すべて好きです。

 30台のころなんとなくほしくなり探したところ

 100円中古レコードで発見。嬉しいお買い物でした。

 

J・D・サウザー/ユー・アー・オンリー・ロンリー

 当時さして何も感じませんでしたが、40超えてから・・・

 

カーラボノフ/涙に染めて

 同じく40っ超えてから欲しくなり・・・

 100円です、もちろん。

 

そういえばこの年、

リッキー・リー・ジョーンズもデビューでした。

昨日レコードの裏面を見て気が付く。

☆ソウル・ダンスミュージック

サタデーナイトフィーバーがアメリカでは77年、日本では78年公開で、サントラが空前の大ヒット。

この辺りは、正直とても苦手でした。

しかし店を始めてお客さんと話しながら

かけてゆくうちに、次第に好きになり・・・

 

マイケル・ジャクソン/オフ・ザ・ウォール

ハープ・アルパート/ライズ

アバ/ヴーレ・ヴー

ドナ・サマー/ホット・スタッフ