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33回転のロッカバラード20選

 

いつもはWHOだZEPPELINだ、

MODだ、初期BEATLESは盛り上がる!

ファンキーなロック最高!

80年代ヒット曲が聴いていて楽だ~
なんて言っていますが、

 

スローな曲も勿論大好きです。

最近早い時間(21時半位まで)、

結構スローな曲やアコースティックな

曲をかけることが多くなっています。

寒いからか、年のせいか・・・。

 

今回はスローな曲特集です。

色々ある中で、

ロックアーティストと

ロックバンドの

じっくり歌いこむ「ロックな、歌」

を集めてみました。

昔はロッカバラードなんて

呼ばれていました。

最近は余り聴かない

言葉ですね・・・。

(本来のバラードの意味は

 違うようですが)

  

日々色々かけていて、

好きな曲調は、

ブルース、ソウル、

フォーク、カントリー等より

ポップスに近いもの。

アメリカの土臭さより

イギリスやアイルランドの

メロディーアスなもの。

THE BANDよりTHE WHO

といえば

お判りでしょうか。

 

映画音楽立ち上がりの

リスナーなので

それはそうなるよなと。

 

 

で、今回は

 

ポップだけどポップソングではない、

ロックだけど激しくない。

ある意味壮大で、物語風。

切なくも美しいメロディー。

基本オリジナル楽曲で、

いくつか名カバーもありで。

そんな

ロックバンドのロッカバラードを

中心に、ソロアーティストと

都合20曲。

 

 

しかし、リストを作ってみて

なんだ、自分の好きなバンドや

アーティストを集めると

こうなるのかと、改めて

納得しました・・・。 

 

そして、全部70年代(笑)。

この時代がこうした「歌」の

全盛期なんでしょうか。

 

80年代になるとAOR的な

サウンド作りや、音数の

多さで、曲のアレンジが

どうもきらびやかになりすぎて

なんか、ロッカバラードと

呼ぶのに違和感を覚えます。

かえってOASISの

DON'T LOOK BACK IN ANGER

の方がしっくりしたり。

 

で、60年代だと、もっと

色々な音を探している感が強く、

ロックとバラードの融合感が薄く、

どちらかというと

カントリーやフォーク、ソウル、

ブルースの影響下の

スローな歌が多いのかなと。

 

 

今回は王道アーティストを

中心に組みましたが、

もうちょっと王道路線から

外したロックアーティストの

「歌」も集めてみたいと思います。

 

しかし、WHOってバンドは

何かないかと探しましたが

全部ROCK(笑)。

 

 

 

 

今回選んだ曲です

 

LED ZEPPELIN / I'M GONNA CRAWL

HUMBLE PIE / DRIVE MY CAR

EAGLES / PRETTY MAIDS ALL IN THE RAW

CICAGO / QUESTIONS 67 AND 68 

BOSTON / A MAN I'LL NEVER BE

QUEEN / SPREAD YOUR WINGS

STEVE MILLER BAND/ SOMETHING TO BELIEVE IN

STONES / WAITING FOR A FRIEND

JAM BITTEREST/ PILL

BAD FINGER / WITHOUT YOU

10CC / OLD WHITE MAN

SUPER TRUMP / CRIME OF THE CENTURY

 

CLAPTON / WONDERFUL TONIGHT(LIVE)

BOWIE / ROCK'N ROLL SUICIDE

LIPSTICK SUNSET / JOHN HIATT

PAUL MCCARTNEY / BACK SEAT

JOHN LENNON / OUT THE BLUE 

MAYBE I'M AMAZED / FACES

TOM ROBINSON / OLD FRIEND

パンタ / 夜と霧の中で 

I'M GONNA CRAWL / LED ZEPPELIN

ZEPPELINの実質ラストアルバム。政策には当時一番まともだったJ.P.JONESがメインに。そのためか、オーケストレーションが実に見事なアルバムに仕上がっています。たぶん最も人気のないアルバムですが、私は大好きな1枚です。

そのラストの曲がこれ。
実質彼らのラストソングとなるわけですが、それにふさわしい夕暮れ感といいますか、じっくりと歌い上げてくれます。ストリングスもよい、ペイジのギターも素晴らしい。

 

DRIVE MY CAR / HUMBLE PIE

彼らの一旦解散した時のラストアルバム。

このアルバムではマリオットとベーシストのグレッグ・リドリーがヴォーカルを分け合っていますが、このビートルズの名曲を壮大なバラードに変えて歌うこの曲のボーカルはリドリー。このアルバム、ビートルズカバーがRAIN、WE CAN WORK IT OUTと3曲入っており、ともにヘビーなソウル調に。マリオットが歌うとバラッドというよりソウルになってしまうので、レインもよいかと思いましたが、ここではリドリーのボーカルを。

 

PRETTY MAIDS ALL IN A RAW / EAGLES

シングル盤ホテルカリフォルニアのB面にも収録されていましたこの曲、このジャケットの夕暮れとすごくマッチしているように私は感じます。曲はJOE WALSH。フェイド院のピアノの音、枯れた歌声、丁寧に奏でられるギターの音色、このアルバムの中で黄昏時を最も表現しているかなと。

 

QUESTIONS 67 AND 68 / CICAGO

1シカゴのファーストアルバム収録のこのメロウな曲。デビューにして2枚組、ブラスを多用した新しいロックの息吹。1969年の発売。同じ年イギリスではキングクリムゾンがフリージャズの要素も取り入れた新しいロックのアルバムを発売しますが、断然こちらが好きな私。

ファンキーな曲が多い中、これは壮大なバラード。

 

A MAN I'LL NEVER BE / BOSTON

初めて聞いたとき、強烈なインパクトを受けました、このバンド。なんてかっこいいんだ!曲といい、ギターの分厚い音といい、友人が持っていたカセットテープをラジカセでかけただけで感動でした。

ファーストセカンド、立て続けに買いました、もちろん。

彼らの曲の中でも最も壮大で、ギターソロもたっぷり聞かせてくれるこの曲、自分のカセットテープのベスト編集盤の定番曲でした。

リクエストはDON'T LOOK BACKやMORE THAN A FEELINGが多いですが、こっそりこの曲もかけたりします。

 

SPREAD YOUR WINGS / QUEEN

クイーンの名曲数あれど、一番好きなバラードがこれ。作曲はなんとジョン・ディーコン。曲構成がポールのMAYBE I'M AMAZEDに似ていますが。高校の時、ライブキラーズで一番好きだった曲。

 

また、彼らは作曲者別に曲を振り分けてみると面白そう。

 

SOMETHING TO BELIEVE IN/STEVE MILLER BAND

もう、大好きなバンド。

彼らの中でも屈指のロッカバラード。メロディーの展開がアメリカっぽくなく、ポールの楽曲を聴いているよう。
静かに聴きたい曲です。

 

WAITING FOR A FRIEND / THE ROLLING STONES

実は過去収録曲の寄せ集めレコードだったこのアルバム。確かにそんな感じも受けますが、いい曲多いです。A面はロック調、B面はスローな曲がまとめられていて(余談ですが、CDっていうのはこうした攻勢をぶち壊してくれるんで好きになれない。さらにボーナストラックなど入っていたら、アルバムの良さが無くなってしまいます)、ラストを飾るのはこの珠玉の名曲。サックスはなんとソニーロリンズ。

ストーンズの場合、どちらかというとブルース調のスローな曲が多く、バラードと言えなくもないかという曲が多い中、これはまごうことなきバラード。

 

BITTEREST PILL / THE JAM

ジャムのスローナンバーはシングルB面のBUTTERFLY COLLECTORやTALES FROM RIVERBANK,GOHSTなどいくつかありますが、これは素晴らしい、ソウルフィーリングもあるロッカバラード。ポール・ウェラーのメロディメイカーぶりが発揮された楽曲。

印象的なギターのイントロで曲に引き込まれます。ノーザンソウル風にしようとしたのかもしれませんが、どうしてもこうしたメロディアスな曲は白人バラードになってしまう、だから好き。

 

WITHOUT YOU / BADFINGER

ニルソンの名カバーでも有名なこの曲、メロディーラインの良さや構成も勿論ですが、エンディングのオルガンの音色に切なくなります。なんか、演奏がジョージの楽曲っぽい。

この時期のアップルで無ければ、もっと浮かばれていたかもしれないバンドです。でもアップルであったからこそのこの楽曲かもしれない。

70年代イギリスの中でも、本当に好きなバンドです。

 

OLD WHITE MAN / 10CC

勿論I'M NOT IN LOVEという大名曲を無視するわけではありません。でも思い入れが非常に強いのはこの曲。

新潟にいたときに毎週通ったロックバー、今は亡き「NICK THE KNIFE」のイクオちゃんが良くかけてくれた。
曲もギターソロも、これがいいんだよって。

ほんとにいいんですよ、この曲。至極プライベートな話ですが。

 

でも曲を好きになるって、そんな切っ掛けも多いと思います。

 

CRIME OF THE CENTURY / SUPERTRUMP

スーパートランプといえばこれなんです!もちろんBREAKFAST IN AMERICAなども素晴らしい作品です。でも彼らが表舞台に飛び出したのはこれ。

1973年のヒット作。壮大にして美しいメロディ。しっかりと組み立てられた間奏。

 

同時期の名バンドでメロディアスな曲の多いELOもいますが、彼らの場合ロッカバラードというよりポップソング、パワーポップといってしまった方が良いような感じも受けます。

 

SOLO ARTISTS

WONDERFUL TONIGHT / ERIC CLAPTON

思いっきりべたなこの曲ですが、このライブバージョンは素晴らしい!原曲は切々と歌うバラードですが、まあよくこれだけ壮大にアレンジしたもんです。エンディングの盛り上げがすごい。いつもかけるときは最後のギターソロのところのボリュームを思い切り上げて楽しんでます。

ジョージの日本公演でクラプトンタイムにこのバージョンを演奏していましたが、当時度肝を抜かれ、ブートを買って楽しんだものです。

ROCK'N ROLL SUICIDE / DAVID BOWIE

ボウイもロッカバラードっていう曲調の少ない人だなと思ったりします。思いつくのはアラディンセイン、アシュズトゥアシュズ・・今回は曲立ち上げで色々選んだので、また何か気が付いたらその時に。

で、この曲です。ジギーの物語を締めくくるに相応しい曲。

 

因みにこの画像はアメリカ盤ですが、イギリス盤のマトリックス1も持っていまして、しかしどうも音に納得できず、やっと見つけて購入したところ、今までの不満がきれいになくなるいい音が。

音の輪郭がしっかりしています。このアルバムのオリジナルが欲しい方、ぜひアメリカ盤の初期を探して聴いてみてください。さらにいうなら、ジギーについてはアメリカ盤のシングル、すべて音が良です。

全然違う世界に連れて行ってくれます。

 

LIPSTICK SUNSET / JOHN HIATT

たまに無性に聴きたくなるアーティスト代表。
バンドメンバーは、ドラムにジム・ケルトナー、ギターに彼とライ・クーダー、ベースにニック・ロウ(後にかれらVILLはAGE BOXというバンドを作りますね)。夢のようなメンバーが作り上げる音は、どちらかというとズンドコ言うカントリーフレーバー満載のロックンロールですが、この曲は痺れます。

ライクーダーのメローなスライド全開、ジョンハイアットのつま弾くギターサウンド、そしてもちろん彼の声。

音数もバンドのメンバーの物だけの至極シンプルな。

 

OUT THE BLUE / JOHN LENNON

ソロ時代のJOHNの楽曲、「歌」、でどれが好きかといえば、圧倒的にこの曲。バンド面子も一流の、ニューヨークを中心としたミュージシャン。もう間奏のケン・アッシャーのピアノがなんとも。

スローな曲の中にもロックなジョンの声が聞こえてきます。

 

THE BACK SEAT OB MY CAR / PAUL&LINDA McCARTNEY

発売当初、雑誌などでは酷評されたようですが、堂々のヒットアルバム。ポールスキの方ではこれを1番にあげる方も多いかと。私も日々入れ替わるベストアルバムの中で、常に上位キープ。

アルバム全体の醸し出す空気が良いんです。匂いといいましょうか、ポールとリンダとバンドメンバーとのやり取りといいましょうか、それともまだ見ぬスコットランドの風景か。

そのラストソングを飾る、ポールの名歌唱。もう、いろいろな声を出せる絶頂期ではないでしょうか。楽曲もどんどんドラマチックに展開。エンディングがまたかっこいい。

しかし、アルバム最後の曲でちょっと潰れがちなのが残念ですが、大丈夫、この曲はイギリスではシングルカットされています。シングルはイギリス盤しかないのですが、ありがたいことにアップルレーベル、キャピトルレーベルともに見つけて持っています。そもそも音を詰め込みすぎて、ちょっとモコモコしているのですが、シングル盤は数段音が良いです。

MAYBE I'M AMAZED / FACES

ポールの名曲をロッドが歌いフェイセズが演奏する。71年1月発売のロングプレーヤー収録。WINGS結成、アルバム発売が71年12月なので、この曲をライブで歌ったのはロッドが先だった!

実はポールのTHE BACK SEAT OF MY CARかMAYBE I'M か悩んだ末、この曲はロッドバージョンをあげました。本当はWINGSのライブをあげればよいのですが。

しかし、このロッドとフェイセズの演奏も相当良いのです。

 

OLD FRIEND / TOM ROBINSON

さて、ラスト2曲。最後2曲は私のはなはだプライベートな趣味から。

先ずは、もう大好きなトムロビンソン。TRB解散後エレクトロ路線やシンセサウンド等紆余曲折した彼ですが、彼の持ち味の歌を重視したアルバムをついに作成。そしてイギリスではそれなりにヒットしました。
そもそもデビューのCAFE SOCIETYではDR.JOHNのSUCH A NIGHTをTRBの大ヒットシングル2-4-6-8MOTORWAYのB面はI SHALL BE RELEASEDを、そしてこのアルバムではSTEELY DANのRIKKI DON'T LOSE THAT NUMBERをカバー。お里がよくわかります。

その彼の、心に染み入る名唱、名曲。TRB2にもHOLD OUTという名曲が入っているのですが、こちらの方がしみるな、この時期は。

夜と霧の中で / PANTA

どうも過激なイメージが付きまとってしまうパンタさん(もちろん緩くはなく、ロックな方です)。パンタさんの歌を何か一つ上げたかったのですが、発売日に買った、この名盤で一番感激したこの曲を。

余り知っている人がいないのと、感じ入っている方をほとんど見たことがないので店ではほとんどかけないですが。


ナチスのユダヤ人のホロコーストをテーマに、迫害を受ける側、第三者の視点などから歌ったアルバム、楽曲も歌詞もとにかく素晴らしいので日本のロックが好きな方にはぜひ聞いていただきたいアルバム。

 

この曲は迫害の中、夜と霧の中で窓から希望を見つめる女の子の歌です。パンタさんの作るメロディーは、どれも本当に優しくいつくしみも愛情も感じることができます。

おまけ

BALLAD OF SIR FRANKIE CRISP(LET IT ROLL)  /  GEORGE HARRISON

別にジョージがおまけというわけではありません。

この曲をあげたかったのですが、どうもロックではないし、ロッカバラードというには、リズム隊が弱く、ポップスというにはロックっぽく、実に微妙。でもジョージの曲ってそれが魅力なのかもと思ったりもします。

このアルバムは本当に好きなのですが、数々ある代表曲以外にこうした名曲がひっそりとたたずんでいて。

この演奏はバッドフィンガーなんかが絡んでいるのかな?ドミノスっぽくないので。
シンセ?オルガン?のサウンドが、バッドフィンガーのWITHOUT YOUのエンディングと同じ空気を、切なさを醸し出す、まさに珠玉の名曲。